×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
本文は以下から。
............................................
............................................
---------------------------------------------------------------------------------
「…さて。」
ここはとある、どこにでも居そうな普通の大学生の部屋。
そこに、三人の男女…女性は二人だが、
片方は15センチほどの人形サイズ。武装神姫と呼ばれる小さなロボット。
名前はエーリル。セイレーン型エウクランテが彼好みにカスタマイズされており、透き通るような空色の髪の中に鮮やかなワンポイントの青、髪型はポニーテールにしている。
そんな彼女はしきりに、隣の女性とマスターを見比べる。
「やだなーエーリルちゃん!そんなにジロジロ見られたら…お姉さん照れちゃうな♪」
「がーっ!がるるるる…」
「にゃははん。やっぱ怒ってる…でもでも隙を見せるのはよくないとおもうなー?」
一人陽気にトークを繰り広げるもう一人のスーツの女性。
彼女の名はエリカ。
表立って解決することの出来ないような事件などを解決する、いわばヨゴレ仕事を請け負っている。
そんな経歴を微塵も感じさせることなく、エリカはケラケラと陽気に喋る。
「いやね、彼さー、私…すげー好みなんだ。大人しいかと思えば話してみるとめっちゃ楽しいしさ、頭もよく回るし。あとは思いの外スケベだし…そういうこと積極的なのも私としては嬉しいかなーみたいな?キミの子供欲しいっ!って思ってさ、ついさ、ねー?」
「ねー?じゃないです!!私のマスターです!私達夫婦なんですよ?そうやって誘惑して、そ、そういうのって…寝取りって言うんですよ?!子供だって出来たのにっ…。」
「そーねー。でもさぁ、どーかな?大人のおねーさんだよ?おっぱいもちゃんと大きいし、ていうかヤっちゃったし……あ、そだ。ここは一つ一夫多妻とかどーかな?」
「なっ!?なん…?!」
エーリルはひどく動揺し、バランスを崩して倒れそうになる。
そこへすかさずフォローに回り、しっかりとエーリルを抱き止める。
「あ、ありが…と……。」
頬を赤らめ、うつむいてしまう。
「む、むぐ…まるで私が悪者みたい…」
エリカがはじめて動揺し、同時に申し訳ない表情を見せた。
「…ごめん。キミに迷惑かけちゃったよね。私のワガママ、少しでも聞いてくれてありがと。そういうわけだから…」
立ち上がり、ここから去ろうとしたところでエーリルが引き留めた。
「その程度でマスターのこと、好きだって言ったんですか?ただえっちしたかっただけなんじゃないですか?とんだビッチですね…フフッ」
引き留めた、と言うよりはむしろ挑発したと言った方が正しいだろうか。
当然ながら、エリカも黙ってはいない。
「ちっこいのに、よく言うじゃん…??私だってね。彼以外に脱いだりも股開いたりもしたくないよ!キミのことが好きだよ!一目惚れだろうと何だろうといいじゃん!私キミのこと好きだ!キミとなら一緒に居てもいい!居たい!だからお願いエーリル…。私も居させて欲しいよ…。」
初めて見せたエリカの真摯な告白は、エーリルの話していたものとは違い、純粋な好きという気持ちだった。
それを聞き、エーリルは少しの間思案した後、エリカの目をじっと見つめて言った。
「…分かりました。マスターも、人と付き合ったりもするべきだと思いますし…。多少不満ですけど、いいですよ。」
その言葉を聞いた瞬間、エリカの顔がぱあっと笑顔に変わる。
「ほ、ほ、ほんとに…??いいの?私も結婚していいの?」
「けっ…!?……それはともかく、恋人として付き合うことぐらいは許してあげてもいいです。…でも、マスターの一番は私ですからね。あなたは二番目の女です。」
「構わないよ!二番でも何でも…好きな人と付き合えるなら…全然かまわないよ…」
エリカの顔が徐々にくしゃくしゃに歪み、目にいっぱいの涙を浮かべた。
それを見たエーリルは困ったような、泣き出した子供をあやすような表情を浮かべ、エリカの頭を優しく撫でた。
数分後。
泣き止んだエリカが真っ赤になった目をこすり、スッと立ち上がった。
「…そんなわけでさ、私も同棲してもいいかな。衣食住はなんとかするし、夜もエーリルを優先したげるし…」
「そういえば…社内で匿って貰っていたんでしたっけ。いいですよ。その方が負担にはならないでしょうし。」
「……や、っったー!!!ありがとうエーリルちゃん!優しい!大好き!!」
喜びのあまりか、エリカはエーリルをぎゅっと抱き締めた。
「ふぎゃぅ!?…でも、私はマスターが好きです。あなたのこと、完全には認めてないですし。」
やや不満そうな視線を向け、エーリルが少し毒づく。しかし舞い上がってしまったエリカには逆効果だった。
「私も私も!いっちばん好き!愛してる!」
「…どっちがどれだけ、マスターのことが好きか競争ですよ。」
「いいよ?大切なのは一緒にいた時間の長さだけじゃないってこと、証明してあげるっ!」
「私とマスターの愛は誰にも負けませんよ?」
「望むところだね!」
かくして、浮気問題は無事に解決したのであった……?
「…さて。」
ここはとある、どこにでも居そうな普通の大学生の部屋。
そこに、三人の男女…女性は二人だが、
名前はエーリル。
そんな彼女はしきりに、隣の女性とマスターを見比べる。
「やだなーエーリルちゃん!そんなにジロジロ見られたら…
「がーっ!がるるるる…」
「にゃははん。やっぱ怒ってる…
一人陽気にトークを繰り広げるもう一人のスーツの女性。
彼女の名はエリカ。
表立って解決することの出来ないような事件などを解決する、
そんな経歴を微塵も感じさせることなく、
「いやね、彼さー、私…すげー好みなんだ。
「ねー?じゃないです!!私のマスターです!
「そーねー。でもさぁ、どーかな?
「なっ!?なん…?!」
エーリルはひどく動揺し、バランスを崩して倒れそうになる。
そこへすかさずフォローに回り、
「あ、ありが…と……。」
頬を赤らめ、うつむいてしまう。
「む、むぐ…まるで私が悪者みたい…」
エリカがはじめて動揺し、同時に申し訳ない表情を見せた。
「…ごめん。キミに迷惑かけちゃったよね。私のワガママ、
立ち上がり、
「その程度でマスターのこと、好きだって言ったんですか?
引き留めた、
当然ながら、エリカも黙ってはいない。
「ちっこいのに、よく言うじゃん…??私だってね。
初めて見せたエリカの真摯な告白は、
それを聞き、エーリルは少しの間思案した後、
「…分かりました。マスターも、
その言葉を聞いた瞬間、エリカの顔がぱあっと笑顔に変わる。
「ほ、ほ、ほんとに…??いいの?私も結婚していいの?」
「けっ…!?……それはともかく、
「構わないよ!二番でも何でも…好きな人と付き合えるなら…
エリカの顔が徐々にくしゃくしゃに歪み、
それを見たエーリルは困ったような、
数分後。
泣き止んだエリカが真っ赤になった目をこすり、
「…そんなわけでさ、私も同棲してもいいかな。
「そういえば…社内で匿って貰っていたんでしたっけ。
「……や、っったー!!!ありがとうエーリルちゃん!優しい!
喜びのあまりか、エリカはエーリルをぎゅっと抱き締めた。
「ふぎゃぅ!?…でも、私はマスターが好きです。あなたのこと、
やや不満そうな視線を向け、エーリルが少し毒づく。
「私も私も!いっちばん好き!愛してる!」
「…どっちがどれだけ、マスターのことが好きか競争ですよ。」
「いいよ?
「私とマスターの愛は誰にも負けませんよ?」
「望むところだね!」
かくして、浮気問題は無事に解決したのであった……?
PR
この記事にコメントする
★ カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
★ この人どんな人
HN:
でんすけ
性別:
男性
趣味:
ゲーム、絵描き、おもちゃいじり、遊戯王
自己紹介:
武装神姫好きな人。
たまに絵を描く人。
ゲームにハマる人。
デュエルもする人。
KONAMIの奴隷な人。
「エーリル」の主。
主にtwitterに生息。
人見知りだからあんまりフォロー返さないかもしれない
たまに絵を描く人。
ゲームにハマる人。
デュエルもする人。
KONAMIの奴隷な人。
「エーリル」の主。
主にtwitterに生息。
人見知りだからあんまりフォロー返さないかもしれない
★ カテゴリー
★ ほうもん
★ 最新記事
(02/27)
(02/25)
(02/25)
(12/27)
(11/17)
(11/14)
(10/31)
(10/30)
(10/23)
(10/19)
★ リンク
★ すぽんさー
★ フリーエリア